掲載内容は2016年 取材時の情報です。
現在はパートとして働いていますが、以前はどんな仕事をしていたのですか?
総合病院の病棟看護師を5年やって、子どもが産まれたのを機に家庭に入りました。
子どもが3人いるのですが、上の子(双子)が5歳、下の子が3歳のときに仕事に復帰。
それから6年半が経ちます。
復帰したきっかけは、「短時間でも、週に何回でも、あなたの働き方に合わせます」というよつ葉の求人広告を見て、これならできるかもと思ったこと。
「訪問看護」というのも魅力でした。
というのも、私は保健師の資格も持っているのですが、その資格を取るときに、在宅患者さまの家庭訪問実習というのがあって、それがとても魅力に感じたんです。
復帰にあたって不安はありませんでしたか?
もちろん、不安はありました。
5年間ブランクがあったし、訪問看護の経験がなかったので。
でも、最初のうちは先輩看護師が同行してくれ、ひとりでも大丈夫というときまで見守ってくれたので心強かったです。
魅力に感じた訪問看護。実際にやってみてどうでしたか?
病院勤務では味わえない楽しさ、やりがいがあります。
病院では、患者さまとのおつきあいは長くても3ヶ月。
訪問看護は利用者さまと長いおつきあいになるので、いつのまにか家族みたいな感じになるんです。
私を娘のように思って訪問を楽しみに待っていてくださる方がいたり、「いつもありがとう」と言ってもらえたりすると嬉しいですね。
また、自分がしたアドバイスや処置などで良い変化が生じたときは、やりがいを感じます。
逆に大変だなと思うことは?
利用者さまの状態が悪いときに一人で対応しないといけないので大変です(でも困ったときは所長や他のスタッフにアドバイスがもらえる環境です)。
訪問看護をする中で心がけていることは?
利用者さま(ご家族を含め)との信頼関係をまず築き、何でも話せる環境を作ることを一番に心がけています。
働き方に合わせて仕事量(訪問件数)を調整できると聞きました。この制度についてどう感じていますか?
希望に応じて訪問件数を調整していただけるのは助かります。
私自身、子どもが小さいうちは午前のみの勤務にしてもらっていましたし、休みも取りやすかったので、とても働きやすかったです。
子どもの成長に合わせて徐々に仕事を増やしていって、今は、朝は9時から、午後は曜日によって調整(早いと14時、遅いと16時)しながら働いています。
子どもの調子が悪いときは、「子ども優先」と言って休ませてくれるので、ありがたいなって思います。
今後の目標を聞かせてください。
これからも、利用者さまがご自宅で安心して生活が送れるように手助けをしていくこと。
楽しく、でもきちんと責任を持って、訪問看護を続けていきたいと思っています。
入職を考えている方へのメッセージをお願いします。
高齢社会に伴い、今後はさらに在宅で過ごされる方が増えてくると考えられます。
訪問看護の需要も増えてくるため、やりがいのある仕事だと思います。
初めての方は不安も多いと思いますが、フォロー体制もしっかりしていますので、ぜひ一緒に働いてみませんか?お待ちしております。
羽田さん(訪問看護師:パートタイム)の一日の流れ
勤務時間内のスケジュール
- 9:30直行 訪問1〜2件
-
自家用車や、近くであれば徒歩で訪問に向かいます。訪問時は、利用者宅にお邪魔していることを忘れず、元気のよい挨拶を心がけています。
午前中は2件ほど訪問します。慣れるまでは常勤スタッフが同行・指導をしてくれるので、安心して働けます。午前中の訪問を終えて、ほっと一息。
昼食休憩のため事業所へ戻りますが、気を抜かず、事故を起こさないよう安全第一で移動します。 - 12:00昼休憩・申し送り
-
午前の訪問中にあった出来事や、感じたこと、迷ったことなどを昼食を食べながら、気軽に情報交換を行います。
午後の移動前に申し送りを行います。しっかりとしたと申し送りが療養者の安心につながります。
- 13:00訪問1〜3件
-
午前と同様に、1〜3件ほどを訪問します。
- 16:00直帰
-
お疲れ様でした!子育て世代大歓迎で、小さいお子様がおられる場合も安心して働ける職場です。
1週間の仕事の流れ
スタッフの1週間の勤務形態は様々ですが、代表的な勤務スケジュール例をご紹介します。
小さなお子さんがいたり、扶養内での勤務を希望されたりと、働き方に合わせて仕事量が調整できます。